ニッパレは2つの方法でユニフォームのリサイクルに取り組みます。
使用済みユニフォームの素材として大半を占めるのはポリエステルなどの化学繊維です。
これらのほとんどはプラスチックなどと同じようにリサイクルが可能ですがマーチングのユニフォームではまだリサイクルの前例がありません。
近年の環境意識の高まりの中で、ニッパレはマーチング用品のトップメーカーとして、ユニフォームのリサイクルを真剣に考えてきました。
そして、出した答えは「2WEY」。
マテリアルリサイクルとサーマルリサイクルというプラスチックリサイクルの中心となる2つの方法をどちらも採用することで、より確実に資源を回収し、循環型社会の実現によりいっそう近づこうというものです。
ニッパレのエコチャレンジはまだはじまったばかり。
みなさまの声やご意見をうかがいながら、真剣に地球環境のことを考えてまいります。
マテリアルリサイクル
マテリアルリサイクルはみなさまから集めた使用済みユニフォームをニッパレがまとめて反毛再生工場に輸送。
反毛再生化することでフエルトなどの新たな製品として生まれ変わらせるリサイクルシステムです。
このサイクルは何度でも繰り返し再生が可能ですから、循環型社会の実現に向けてもっとも適したリサイクルシステムとして期待されています。


サーマルリサイクル
サーマルリサイクルは再生できない使用済みユニフォームを燃やす時に出る熱量を環境に優しい燃料として使おうというものです。
ニッパレがみなさまからお預かりした使用済みユニフォームはまとめて処理工場に送られ、RPFと呼ばれるハイカロリーな固形燃料に生まれ変わります。
このRPFは石炭やコークス等、化石燃料に替わる新たな燃料として、製紙工場や電力会社など多くの産業で使用されはじめています。
